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UXデザイナー改めUXディレクターのおりです。先日無事に「HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト」の資格に合格致しました。これからはよりオフィシャルにUXデザインの考え方を広めていければと思います。
またこの度、4月1日から株式会社オハコというUIデザイン・UXデザインに特化したスタートアップにジョインしました。
今回は、オハコにジョインした理由とこれから何をやっていくのか、UXディレクターという立場から見た視点で雑記的に書き記してみたいと思います。もしこの記事をみてオハコのやっている事にご興味のある方、一度ご連絡下さい。お話しましょう!あなたのサービスの未来について。
なぜオハコなのか
UIデザインやUXデザインをウリにしている会社は、他にもあります。ぶっちゃけると、オハコ以外にも某メガベンチャーなどにも面談に行ってました。しかし、それでもオハコを選んだ理由があります。まず、私が転職にあたって重視した条件は以下の5つです。
- 1.経営者がデザインを理解している
- 2.尊敬できる社員が周りに居る
- 3.現場に発言権と決定権が委ねられている
- 4.スピード感がある
- 5.一つだけでなく色々なサービス立ち上げに関われる
この中で、メガベンチャーは1~4は申し分なく満たせているのですが、5がどうやっても満たせませんでした。まぁ当然ですが。
ではオハコはどうか?というと、この5つの条件を満たしているのは当然の事、私が最も大切にしている仕事の進め方、「相手の輪の中に入って一緒に考える」をナチュラルに実践していました。UIデザインをウリにしている会社のうち、ここまで突っ込んだことをやってる(やらせてもらえる)会社ってあんまり無いのでは?と思ってます。
サービスを一緒に作るということ
オハコの特徴的な仕事のやり方として、新規サービスのUI開発などでサービス企画段階からクライアントにジョインして進めるという事が挙げられます。私はこの一点のみで入社を決めたと言っても過言ではないくらい、これは大切な事だと思っています。
ひとことでUIデザイン、UXデザインと言っても、論理的に正しい手法を用いて合理的に設計すればイイってものではありません。良いものを作るためには、そのサービス、そのプロダクトのどこが良いのかをまずは深く深く知らなければならないのです。私は前社でもこれを徹底してやってきました。
深く知る事を徹底してUX設計をしていると、必然的にサービスのコアとなる価値を提供する機能の設計なんかにも話が及ぶのですが、よそさまの会社の事業企画レベルの話ですよ?いち制作会社にそんなこと任せるのはありえないと思いますか?しかし、オハコにはそれを柔軟に取り入れて下さる最高のクライアントが、幸運なことに沢山いらっしゃいました。下請けで仕事なんかしてたら、こんな事絶対にないです。納期までに言われたものを言われた通りに作るだけで労働時間に比例したお金を貰って「ハイお疲れさん」です。
オハコにジョインして3日、私が担当している案件は、新規サービスをクライアントと一緒に作る案件です。1日目で深く知り、2日目でサービスを企画し、3日目で提案しました。そして提案後、クライアントの責任者の方にこんな事を聞かれました。
「これが出来上がったら、絶対面白いと思いません?!」
ああ、仕事を楽しむってこういう事なんだな。と。前社での大型開発案件でもそうでしたが、作る側が一緒に楽しんでると必ず良いものが出来上がると思います。社会に出てまだそう経ってないですが、本当に良いお客さんばかりで良い経験詰ませてもらってます。ありがとうございます。
これからの5年間
UXデザインという言葉が、いつまで通用するのかわかりません。でも、言葉が変わろうとも体験を扱う分野は絶対に無くならないはずです。
これからの5年、デバイスは進化をし、そもそもデバイスではない何かが世界のスタンダードになるかもしれません。でもそうなったとしても、人が人である限り必ず体験は付いて回ります。たとえ電脳世界であったとしてもです。
こんな面白い時代に、時代の先端を行くスタートアップにジョイン出来た事は本当に幸運としか言いようがありません。私自身もUXデザインを広める者の一人として、この時代の転換期を最大限楽しもうと思います。
■株式会社オハコ
http://ohako-inc.jp/
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オハコではお仕事の依頼は勿論、一緒に日本を代表するUI・UXのリーディングカンパニーを目指すメンバーを募集しています。この記事を読んでオハコの仕事に共感してくださったデザイナー、ディレクター、エンジニアの方、是非一度オフィスに遊びに来て下さい!お待ちしてます!